ハリー・ポッターと秘密の部屋
子供たちが出てくる映画には、間違いや失敗がつきものです。それは全くおかしなことではなく、その年齢では誰も完璧であることはできないからです。それに、大勢の子どもたちをコントロールし、全員が適切なタイミングで思い通りに動くようにするのは大困難。「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、そんな一例です。
しかし、映画を台無しにしたのは若手俳優ではなく、制作側でした。どういうことなのか。マルフィドゥスが地面に倒れているシーンで、人ごみの中にカメラマンが立っているのがよく見えるのです。子供たちはみんな完璧に演じているように見えるのに、このカメラマンがいるとシーンが台無しになってしまう。このような明らかな欠点がありながら、どうして制作・編集の全工程を通すことができたのでしょうか。一度見たら忘れられない大事件です。
映画『トロイ』にはどんなミスがあった?次のページで紹介します。