マトリックス
鏡や反射面が絡む映画は撮影が難しいものです。何しろ、失敗を避けるためには、ちょうどいい角度を見つけなければなりません。1999年に公開されたSF映画「マトリックス」は、その典型的な例です。史上最高の映画と称されるこの作品にも、欠点がありました。
確かに、モーフィアスとネオがドアノブを見つめるシーンでは、カメラが映り込んでいます。おっと!?カメラが映り込んでいる姿はかなり目立ちますし、作り手もそのミスを全力で隠そうとしなかったようです。史上最高の映画であっても、失態を隠すことはできないのです。 とはいえ、私たちがこの映画のファンでなくなるわけではありませんが、面白いトリビアであることに変わりはありません。
次のページでは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の失態について読んでみましょう。